2010.11.25 木 17:03:30

銅金裕司・中村恭子「シルトの岸辺」展

ダーウィンは『英国産および外国産ラン類の昆虫による受粉』(1862年)で、ランが昆虫によって受粉される仕組みを検討し、アングレーカム属の異様に長い距(スパー)に対応する長さの口吻をもつ昆虫がいるはずだと示唆した。するとアーガイル公はそれに噛みつき、そんなことが自然に起こる可能性はなく、そこに創造主の知恵を見るべきだと主張したという。この創造主というランと昆虫の境界、あるいは岸辺の周辺について。
そこで、我々は、我々の作品そのものの中に創造主さえ投げ込むことにしたのだ。
すると、どうだろう、その境界はみごとに振動しはじめ、優雅な生きたドローイングが描かれだし、離散して、百刻みの刑になった。

中村恭子・銅金裕司

お問い合わせ
会期:2010年11月30日(火)-12月16日(木)
会場:art space kimura ASK?(2F)
会期:2010年11月30日(火)-12月11日(土)
会場:art space kimura ASK?(新設B1F)
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-5 木邑ビル2F
TEL 03-5524-0771 FAX 03-5524-0772
開館時間:11:30〜19:00(最終日17:00まで)
休館日:日曜、祝日
観覧料:無料

http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/2010/dogane02.htm

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