2011.02.24 木 16:27:48

Juan M. Castro : Heliotropika


Juan M. Castro はコロンビア出身のメディアアーティストである。2011年3月9日より多摩美術大学博士課程展にて、シアノバクテリアの活動の様子を視覚化する作品を発表する。「Heliotropika」 はオリジナルなプログラムによって作られている。プログラムには OpenCV というオープンソースのコンピュータビジョン・ライブラリを使い、シアノバクテリアの顕微鏡観察動画をデータとして用いた。シアノバクテリアの中には走光性という光を求めて運動する特性があり、顕微鏡映像を通じて光を感知して動くバクテリアのユニークな造形パターンを見ることができる。光を感知して動きを変えるシアノバクテリアの挙動を認識するアルゴリズムによって、バクテリアのアクティブなエリアを解析し、その情報からシアノバクテリアの光によるダイナミズムを視覚化する。シアノバクテリアの活動の解析データが、プログラムによって生成される形のリズムや大きさ、密度などの構造に影響を与え、 デジタルでありながら常に変化する有機的な形態を生成させている。

多摩美術大学博士課程展2011

多摩美術大学美術館

2011年3月9日(水)ー3月23日(水)

http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/next_default.htm

アーティストURL

http://www.biodynamicgeometries.com/Heliotropika.html

TAG[s]

2010 2011 Aalborg Andrew Brown artificial life art space kimura ASK? Australia Berlin BioBricks BioCouture BIOTOPIA BOOK Bradshaw CG conference David Bowen Deanna Pindell Denmark design device Dmitry Bulatov DNA DNAシーケンス Dublin Education exhibition forest France furniture HaCat細胞 hackerspace Helen Pynor insect interaction interface Janet Laurence Jia-Jen Lin Land Art Generator Initiative language Living technology Mark Brundrett meeting orchid painting Perdita Phillips performance PICA RESIDENCY Pigeon Pigeon D'or Plant project Protocell robot Squiggle Sue Kalab Sulal synthetic biology tamabi The Eyewriter The National Center for Contemporary Arts Utzon Center Wetbots Wetware Workshop てんかん アニメ アバダー イメージング インタビュー インド神話 カエル カーネーション カールステン・ヘラー キジ クローン ゲノム コピー シアノバクテリア スタンフォード スピーカー センサー ゼブラフィッシュ トランスジェニック トンボ ドキュメンタリー バイオゲーム バイオマテリアル バクテリア パターン ピエゾ マシニマ メタファー ヤシの木 ラン レンチウィスル レーザー 人参 人工細胞 仮想 保全生物学 免疫システム 共創 内蔵 写真 分野横断 動画 原子間力顕微鏡 可視化 合成生物 合成生物学 培養 培養組織 壁画 大腸菌 学際 微生物 微生物学 成長 振動 接ぎ木 映画 格子 植物 母乳 爆薬 環境問題 環境情報 生体イメージング 生体材料 生態 生態系 白血球 皮膚 盆栽 相互作用 神経 神経機能障害 細胞 絶滅危惧種 群れ 色素 血液 血液病理学 講義 身体 選択育種 遺伝子 遺伝子導入 遺伝子工学 遺伝子操作 遺伝子組み換え 遺伝子銃 遺伝情報 音楽