もし、電気のスイッチが毛むくじゃらだったり、鼻水をたらしていたりしたら、誰だって押したくはなくなるよね。RCAの修士出身のデザイナーのKatrin Baumgartenは、押そうとすると引き込んでしまったり、鼻水をたらしたり、周りに生えている毛がわさわさする、ちょっと気持ち悪くて押したくなくなるようなスイッチをデザインしている。
同様のプロジェクトには、Hannah ReigerのSwitch Crittersや、Nitipak SamsenのButton projectがある。通常は、スイッチは気持ち良く押せたり、間違いなく押せるようにデザインするのだけど、それは逆にいえば人間の支配欲やコントロールの象徴でもある。このむかつくスイッチはそうした人間の隠れた欲望を再認識させてくれる。
goo-switch from Katrin Baumgarten on Vimeo.
Disgusting Switches « NextNature.net