西オーストラリアの古代の岩壁画が鮮やかな色を保ち続けているのは、壁画自体が生きているからであるということが、研究者らによって報告された。
一部の岩壁画は数百年で色あせていくにも関わらず、オーストラリアの岩壁画である「Bradshaw art」は鮮やかな色彩を4万年以上保ち続けている。
オーストラリアのクイーンズランド大学のJack Pettigrewはカラフルなバクテリアとカビによってコロニーが作られていたことを示した。これらのバイオフィルムはこのような岩壁画のこれまでの年代測定の問題を解明できるかもしれない。
研究者らはBradshawのアーティストが、絵の具の効果をどれだけ知っていたのかという調査研究が興味深い方向に向かっていくだろうとしている。
http://antiquity.ac.uk/projgall/pettigrew326/